中野弥生瓦版 by Meganedia

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【前編】過去のコンサートで撮影したアーティスト写真を並べてみた

【前編】過去のコンサートで撮影したアーティスト写真を並べてみた

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以前の記事で、休日は一歩も外に出ず家でグダグダしていた私が、コンサートのときにはまるで別人のようにあちこち動き回る、という話をした。

今回は、それをもう少し掘り下げて過去に行った外タレアーティストのコンサートで撮影した写真を並べてみようと思う。

「なんだよ、自慢かよ」って思うだろう。その通り、自慢である。なんせ、モッシュにもみくちゃにされてポールに脇腹を打ち付けられ、今にも臓器が口から出るような思いで必死におさめた写真の数々は、我ながら実によく撮れている。

Ed Sheeran

この時は、どこのライブハウスだったのかは忘れたが、スタンディングだった。そして私は、開場と同時に全力疾走をして見事、最前列正面をゲットしたのである。

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エドシーランの音楽は割としっとり系が多いため、「さすがにモッシュはないだろう」とたかをくくっていたのだが、開演と同時に押すわ蹴るわ、足を踏まれるわ、肘で頭を殴られるわでまあ散々だった。

そうした過酷な状況でも、撮影を続行するのが私のポリシー。負けてたまるか、モッシュ=コンサートだと勘違いしている馬鹿どもに。

それがこの写真だ。左腕に彫られた、二体の人型らしきタトゥー。

非常に気になり、コンサート中そのことばかり考えていた。

Taylor Swift

私が最も好きなアーティストだ。日本のコンサートは小規模且つステージと客席の距離が異様なほど遠い。これは、海外でいったらセンターステージ最前列から数えて10列目くらいの距離感だ。遠い遠すぎる。

これに耐えられなくなった私は、オーストラリア、ニュージーランド、カナダへと飛び海外公演に参戦。

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ちなみにこれは、Taylorがメインステージから後ろのBステージに移動している最中にゲットした直筆サイン。

自分よりも背が高い外国人たちに埋もれながら、腕が引きちぎれる勢いでマッキーとパンプレットをTaylorに見えるようアピールした。

すると、それに気づいたTaylorが私が差し出したマッキーを手に取り、サインをしてくれたのだ。わぁぁぁぁ。

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T-Partyと言って、選ばれしファンのみが参加できるアフターパーティーがある。ここでは、Taylor本人はもちろん、Taylorの両親、バンドメンバーたちと記念撮影をしたり雑談したりできる場なのだ。

たとえいくら高い金を積んだとしてもこんな経験をできることはまずない。

なんと私、そのパーティーにお呼ばれされたのだ。しかも、Taylor本人から「会いたいからきてほしい」と直々に。わぁぁぁぁぁ。どうやってそのチャンスを獲得したのかについては、私の心の中にそっとしまっておくことにする。妄想ではない、これは本当の話。

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ここでもまた、Mick Jaggerとの2ショット写真に直筆サインをもらうことに成功。我ながらよくやったと自分を褒め称えたい。

ビジネスパートナーは、私がここまでストイックな人間だとは思っていないだろう、うっしっし。

上記はSpeak now Tour

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上記はRED TOUR

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上記はTHE 1989 WORLD TOUR

Katy Perry

Taylorと同じくらい好きなアーティストだ。現在KatyとTaylorはわけあって不仲説が濃厚とされているが、彼女たちの音楽が好きな私にとってはそんなことはどうでもいい。

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私はKatyの世界観がとても好きだ。今となっては世界を代表するポップクイーンなどと言われているが、売れる前の下積み時代は随分と苦労したようだ。

自分が書きたい曲を書けない、歌えない。所属レーベルからは当時人気を博していたアヴリルのようになれと強要される日々。「自分は一体誰のためにここに存在するのだ」「誰のために歌うのだ」と絶望していた彼女を救ったのは、インディーズ時代から彼女を支えるファンの存在だった。

その後彼女はレーベルとの契約を解消し、自分が自分で居られる自分のやりたい音楽活動に注力し、その作品が次第に高く評価されるようになり今の地位を築き上げたのだ。

そうした辛い時期を支えたファンの存在があるからこそ今の自分があると考える彼女は、たとえどれだけ有名になろうともファンへの丁寧なサービス精神はずっと変わらない。

以前、彼女が来日中に滞在しているホテルへと私が突撃したときの話だ。

Katyを待っていると、彼女を乗せた車が目の前に止まった。彼女が車から降りるのと同時に私は、何のためらいもなく「Hi!!」と言って近づこうと試みた。

すると、私を不審者扱いしているホテルスタッフが必死で私を制止し「消えろ!!!!!」と汚い言葉を吐いたのだ。

一瞬ムッとはしたが、そうした心無い彼らの言動には慣れっこだったため、そんなクソ野郎に従う気などさらさらなかった。

が、その様子を見ていた Katyは「お前らが消えろ。お前は下がれ」と言わんばかりにホテルスタッフに鋭い視線を向け、私の元に来てくれたのだ。

サインはもちろん2ショットにも応じてくれた。

アーティストとの2ショットはたくさん撮ってきたが、スタッフの言いなりにならず自分で判断し自らのファンを大切にしようとする、Katyのそのスタンスに胸を打たれた。

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会場の外で出待ちする数百人のファンひとりひとりに丁寧にサインをし、ある時には「2ショットは無理なの。でも、私の写真ならいくらでも撮っていいわよ」なんて笑いながら、サインに応じてくれるのだ。

いちファンとして、彼女が作り出す音楽はもちろん、考え方には心から尊敬している。

THE ROLLING STONES

生きているうちにお目にかかりたいとずーーーーーっと夢見ていたTHE ROLLING STONES。平均年齢70歳と、世間一般的に考えるとヨボヨボのおじいちゃんだ。

何十年ぶりにストーンズが復活!という報道が出たとき、「昔のようには歌えないだろう」「きっと持って2時間だ」などと多くのストーンズファンからは諦めの声が上がっていた。

実際にそのコンサートを観にロンドンまで渡った。

しかし、彼らのステージを目の当たりにすると「年齢など関係ない」そう思わずにはいられない。2時間どころか、約3時間に及ぶ長丁場のコンサートの間中、ひたすらステージを駆け回り何十曲も熱唱する姿は、まさにプロ。

鳥肌が立ち、興奮がおさまらない。そんな風に感じたのは、THE ROLLING STONESのコンサートがはじめてだった。人間に限界などないのだ。

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ステージ上で動き回るアーティストたちの写真をきれいに撮るのは意外と難しもので、はじめは四苦八苦していた。

コンサートの強い照明でもハレーションを起こすことなく、鮮明な写真の撮影が可能なCMOS搭載のデジカメをいくつも買ったりと、かなり出費もした。

しかし、場数を踏むことで驚くほど上達するのである。コンサートの帰りにデジカメで撮影した写真をスマホに同期し、それを見返しながら「今日もよく撮れた撮れた」とにんまりしながら翌日カメラショップへ行きプリントアウトをする。

これが楽しみで仕方がないのだ。

もうしばらくコンサートに行っていないため、きっと写真を撮り始めた当時よりもクオリティーが下がっていることが懸念される。

でもまあ、こうやって思い出を振り返られるのは実にいいことだ。

「写真撮影はやめてくださーーーい、や・め・て・く・ださぁぁぁーーーーい」と日本スタッフはやたらとうるさいが、実はそう言っているのは日本のプロモーターでアーティスト本人は「撮影OK」としているケースは多いのである。

続きはここで見られるのでアール【後編】過去のコンサートで撮影したアーティスト写真を並べてみた