中野弥生瓦版 by Meganedia

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2番目にしかなれない女。2番目にだけはなれる女。

2番目にしかなれない女。2番目にだけはなれる女。

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以前の不倫の話もそうだが、私はいつも2番目の女。

未だかつて、誰かにとっての1番になったことなどない継続的に。

これまで恋愛はしてきたが、それはかれこれ10年以上も前の話だ。

遡ること10年以上も前の高校時代。第一志望だった高校に入学して数カ月が経ち、なんとなく学校生活にもなれ始めた6月のある日。

勤勉で真面目ぶっていた私は、長年悩まされてきたくせ毛をむしり取りたい衝動に駆られてしまった。

いやいや、待て待て。永遠に生えてこないリスクがある。

どうすればいいのかと悩んでいた私のまわりにはくせ毛女子がたくさんいて、彼女たちはこぞって当時注目を集めていた縮毛矯正をかけていた。

「くっだらな」と思いつつも「いいなぁ、、、」と羨む気持ちがあったのは今だから言えることだ。

そこで私も、一世を風靡していた縮毛矯正に手を出したのだ。

これをきっかけに、ある男性からの猛アプローチが始まった。そしてこの恋の始まりが、2番目の始まりだったのである。

浮気と浮気と浮気と浮気

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ヘアスタイルたったひとつで、人の印象が変わるというのをこの時ほど強く感じたことはない。

髪型を変えたというだけで、バスケ部の同級生から熱烈アプローチを受け、交際に発展。

彼の家族とは大変仲が良く、彼がいなくてもよく家に遊びに行ったものだ。

彼抜きで家族とテーブルを囲んで夕飯を食べ、しばらく雑談したあとはコタツで仮眠をとり「○○、21時だよ」という彼の母親の声で目を覚ます。

それから、彼の母親もしくはお姉さんが運転する車で私の家まで送ってもらい「また来なよ」という言葉を真に受けた私は、何の違和感を抱くこともなく当たり前かのように何度も何度も彼の家に出入りしていたのである。

という具合で、今思い返してみると当時からクソスタイルは健在だったようだ。

その彼とは2年近く付き合ったのちに、「ごめん。俺、お前のことLOVEじゃなくてLIKEだわ」と告げられ、終わりを迎える。

あとでわかったことだが、どうやら彼には別の彼女がいたようだ。私はこれに全くと言っていいほど気がつかなかった。

つまりは浮気である。

その後、3年生にあがりまたもバスケ部の男性と付き合った。1年半付き合ったのちに、「○○の重荷になりたくない」と言われ振られる。

あとでわかったことだが、どうやら彼にもまた別の彼女がいたようだ。私は、またしても全くと言っていいほど気がつかなかった。

つまりは浮気である。

2番目という陰謀

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挙句の果てには不倫である。これは2番目の女であるということ決定づけた出来事だった。

なんということなのだろう。

いつも2番目なのだ。むしろ、2番目にしかなれないのではなかろうか。

なぜ、いつもいつも2番目なのだ。

誰かの一番になれる日などもうこないのではないのではないか。

幸せとは一体なんなのだ。

しかし、1番目の時代もあったのだ。ただ気がつかないうちに降格していただけである。

どうしたものか、、、。