最近、個人事業主の将来の不安定さを説かれることが増えた。(2年前まで個人事業主として働いていた)でも、みんなが言うほど個人事業主だって悪いもんじゃない。3年もしていなかったのだけれど。
なので僕が、昔フリーランスでやってたときに、調べたりファイナンシャルプランナーさんとかに聞いたりした『個人事業主の老後の備え』について書き留めたいと思う。
僕は、心配性なので事前準備には事欠かない。取引先と食事に行くときは、レストランの営業時間や道順はもちろん、どんなスタッフさんがいるのかさえ事前に把握しておかないと気が済まないし、ゲームボーイにハマっていたときは、3回セーブ作業を繰り返してからじゃないと電源を落とせなかった。
だから自分が会社員から個人事業主になるときも、双方のメリット・デメリットはもちろん、個人事業主になるリスクについてメチャクチャ調べた。
調べてみてわかったことは、会社員と個人事業主では老後の福利厚生的なやつが全然違う、ってこと。
では早速、個人事業になって不安に震えていた当時の僕に、『個人事業主が老後に困らないための年金まわり』について聞いてみようと思う。これから個人事業主になる人、勢いでなった人の何かのきっかけになれば幸いです。
個人事業主の年金スズメの涙問題
まず僕が個人事業主と聞いて、不安に感じるのは老後にもらえる年金の額。会社員と比べて、個人事業主の貰える年金はかなり低い。
会社員の場合、基本的には、2つの年金に加入することになる。『厚生年金』と『国民年金』だ。
国民年金は、日本に住んでいる20歳以上60歳未満の誰もが加入する年金のことで、いわば国民の義務に近いような保険。
厚生年金というのは、会社(事業主)と個人(自分)が月々の保険料を折半して負担する会社員が対象の年金のこと。老後は国民年金に上乗せするカタチで年金が支払われる。つまり眠くなったので寝ます。