メガネをかけているからなのか、毎日何十時間もパソコンを使っているからなのか、理由はよくわからないけれど目の疲れがあまりにも酷かったため、眼精疲労マッサージに行ってきた件について話をしよう。
骨にアプローチ
18時にお店を予約し(予約をとったのは私ではない)、お店に到着するとまずは例によってカウンセリングシートに諸々を記入。
施術担当者の説明によると、通常のマッサージとは違って骨にアプローチをかけて疲労を和らげる施術のため、人によってはアザができるとのこと。
アザができるほどの強い力を加えるということなのか。
「施術前と後の変化を比較していただくために、お写真を撮らせてください」と言い、iPadで撮影。
お店のBGMはiPadに頼っているからなのか、写真を撮影すると音楽がいちいち止まる。しかも、音楽のチョイスが全然イケてないのである。
とりあえずひと通りカウンセリングを済ませて施術を受ける部屋へ。
全然気持ちよくない
マッサージ開始直後は、デコルテや腕を撫でる優しい施術。
なんだ、大したことないじゃん。アザができるなんてビビらせやがって。これなら安らかなおやすみタイムに持っていけそうだ。
そう思ったのも束の間、こめかみやら頭頂部やら骨をゴリゴリしばき始める施術担当者。
耳の裏とか、首の付け根とか、眉毛の上とか、めちゃくちゃ痛い。しかも、時折肌をベシベシしばきながらその手を緩めることなくマッサージを続ける施術担当者。
痛くて安らかな眠りどころの騒ぎではない。
はっきり言って、全然気持ちよくないのである。
もっと目元やこめかみ部分の疲れに重点的にアプローチをかけて、凝り固まった筋肉を揉みほぐして欲しかったのだが、手応えが全くない。
月一で通うことにする
痛みで全然眠れやしない!とほざいていたが、気がつくと「お疲れ様でしたぁぁ」という施術担当者の声で意識を取り戻す。あろうことか、寝落ちしてしまったのである。
「耳の裏と眉毛あたりがすごい凝ってますね。お疲れですね」
そうですか。そうでしたか。
背術が終わりiPadでアフターを撮影し、ビフォアと見比べてみると確かに目元がスッキリしている。
当然である。
普段自分ではなかなかマッサージをできない箇所を40分近くもこねくり回せば、そりゃあ多少は変化が見られるものだ。むしろ、全く変化がない方がおかしいと思う。
それにしても、やつの体がどんどんボロボロになっていく姿を間近でみるのは非常に心苦しい。
やつと出会ったのは1年ほど前だが、その時の写真と比較してみると確実に衰えているのだ。
全ては他でもない私のせいなのだけれども、、、。
私はやつのために何をしてあげられるのだろうか。
何も誇れるものがなく何の取り柄もない私でも、やつにしてあげられることはきっとあるはずだ。
ここ数日、そのことについて真剣に考えている。
答えはまだ見つかっていない。