老けってこっっっわ
仕事が忙しくなり始めた数ヵ月前。
朝は5時に起きてひたすら原稿を書き、忙しさにかまけてろくにご飯も食べず、気づけば夜23時まで水分しか摂っていないという状況。
何か食べるかぁぁぁと思い冷蔵庫を開けるとスッカラカン。あぁなるほどねー。
食事を諦め仕事を再開し、時計を見ると夜中の3時。お風呂に入ってシャワーを浴びて髪の毛を乾かして、、、なんてしてたら朝方4時。
とりあえず寝てまた5時に起きる。
そんな不規則な生活を続けていたら、顎に巨大な吹き出物ができ始めた。
「何これーうわー」
でもそのまま放置。どんどん悪化し、治るどころか1個目を軸にどんどん増えだした。
この時点で1ヵ月が経過していた。さすがにまずいと感じ、皮膚科に駆け込んだ。
花粉の時期だから
「多いのよぉぉぉ。特に今の時期ぃぃぃ。花粉」
「え、そうなんですか?」
「ほらぁ花粉もそうだし、あとマフラァァァー??首に当たるじゃなぁい」
「はぁ、、、(外出してないんだけど。マフラーしてないんだけど)」
「だから今の時期は多いのよぉぉ肌荒れ」
「即効でよくなるやつください。お願いします」
どう考えてもビタミン不足だろ、不摂生な生活のせいだろ。
しかし、自分に原因があるのは明らかだったため、「いやでもね、、、」と必死に説明を続ける先生の話の腰を折るわけにはいかない。
あまり記憶にないが、ただひたすら「なるほど」を連呼し、とりあえず塗り薬をゲット。
即効性はないものの、確かに快方には向かっていたし肌の調子も良くなったのでこれを機に生活習慣を見直すことに。
共存という選択
食生活も見直して、睡眠時間もきちんと摂るようにしたら、どんどん吹き出物は良くなっていった。
しかし、1個治ればまた1個、さらに1個、、、。なぜ完治しない?どうした?
吹き出物ができる度に、鏡でそれを見る度に絶望していたが、最近はデフォルトになりつつある。
常時1個は顎にある。オンザ顎。
私はきっと、死ぬまでこいつと共存していくのだろう。
よく「お肌の曲がり角」とかいうけど、この先何回その角とやらを曲がればいいのだろうか。
若い頃肌には自信があったが、最近はほんのちょっと睡眠不足が続いただけで吹き出物が顔を出す。
その理由は実にシンプルなものだった。考えるまでもない。
もう若くないのだ。