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Meganedia

ライターのブログ

牛魔王渋谷店に行ってきたら色々カオスだった件について

肉の定義とは?

あなたにとって肉の定義とは、一体何ですか?

 

私にとっては、肉厚、肉汁、大人、高級、褒美などが肉の定義。

 

これまでの人生で食べてきた肉も、これから食べる肉も、ずっとその定義は揺るがないはずだと思っていた。

 

しかし、先日訪れた牛魔王渋谷センター街店によって、その定義はあっけなく覆されてしまったのです。

 

金曜夜でも予約がスムーズ

牛魔王渋谷センター街店に訪れたのは、金曜夜18時。

 

前日の木曜日に突然、仕事仲間と「明日の金曜は肉を食べよう」という話になり、焼肉を食べに行くことが決まった。

 

仕事の打ち合わせもしたかったし、個室があってそれなりに雰囲気も良くて、あまり高くないお店を食べログで調べ、片っ端から電話。

 

しかし、予約日が金曜日ということもありどこも満席だった。かろうじて空いていても、カウンターだったり時間制限付きだったり。

それだと話の内容が隣の人に丸聞こえだし、落ち着いて打ち合わせができない。

 

断られ続けること数十分、20件目にしてようやく予約が取れたのが今回行ってきた「牛魔王渋谷センター街店」。

 

ほとんどの焼肉店が予約で満席な状態の中、個室でしかも18時から空席がある牛魔王渋谷センター街店に対して、ほんのり違和感を抱いた。

この疑惑が確信に変わるのはもうすぐ後の話。

 

見るからに「個室」ではない

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「牛魔王渋谷センター街店」は駅から徒歩5分、雑居ビルの3階。

エレベーターに乗って3階に到着すると、目の前は真っ白な扉と、「現金払いのみ」と書かれた貼り紙のみ。

え、、、?普通、店の入り口に案内板とかメニュー表とか、何かしらの店の案内があるもの。しかし、牛魔王渋谷センター街店はそう言った類のものが一切見当たらない。

恐る恐る扉を開けると、若い女性が出迎えてくれた。

その女性の風貌からは、飲食店と言えばの溌剌さとか清潔さとかがほとんど感じられない。なんなら、気だるそうに見える。

 

ぶっちゃけて感想を言わせてもらうと、ロングなのに髪の毛は下ろしたまま、制服なのか私服なのかわからないダボダボなパーカー。言葉遣いは決して悪いわけではないけれど、丁寧とは言い難い。

私は学生時代、飲食店で3年近くアルバイトをしていたことがあった。店舗責任者や教育係の先輩たちから「飲食店は清潔感が命だ。髪の毛が肩についたら必ず縛ること、制服はジャストサイズのものを着ること」と、耳にタコができるくらい、事あるたびに何度も言われてきた。

 

しかし、牛魔王渋谷センター街店は、私が過去に諸先輩方から教わった清潔感とは、かなりかけ離れた印象を受けた。

 

案内された席に着いて、衝撃を受ける。個室で予約したはずなのに、個室じゃない。ロールスクリーンで仕切られただけの、完全な「半個室」。

昨日電話で「個室ってありますか?」と確認した際に、担当者は「はい!ありますよ」と自信満々に答えていた。

個室の定義も、人それぞれなのかもしれない。

 

しかし、打ち合わせをしたいという理由で個室を希望したのに、ロールスクリーン越しに他の客が透けて見えるし、話の内容が丸聞こえ。

 

しかも、店内は空いているのに案内されたのは一番奥にある角の席。しかも、厨房に近い席だったため、ピークタイム前で暇を持て余している女性スタッフ2人が、ずっと私たちの近くに立ってだべっている。

 

これでは、大事な仕事の話ができないまま、ただただ肉を食べるだけで終わってしまう。一緒に行った相手の方へ視線を向けると、彼もまた同じことを考えていたのだろう。やれやれという表情で、互いに顔が引きつっているのがよくわかった。

 

注文はスマホ

とりあえず座布団の上に座るとすぐさま、店がこちらへ来て、「食べ放題でよろしかったですか?」と。絵、食べ放題のみ?単品メニューはないの?

ないらしい。おためし、スタンダード、プレミアムの3段階で、プレミアムに行くに従って肉の質が上がるらしい。

ちょっと全てを委ねられる状態ではなかったので、おためしをオーダー。

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続くアルコールも、なぜかA、B、Cのコースシステム。単品という選択肢を一切与えないメニュー構築がなされている模様。とりあえずAコースで一緒に行った相手はハイボール、私はカシスオレンジを頼んだ。

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ほどなくして飲み物が到着。

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写真左側のカシスオレンジを飲んでみると、アルコールの味が強くてカシスオレンジの味がちっともやってこない。下に沈殿しているのかと思い箸でよく混ぜ、もう一度飲んでみる。なるほど、、、。

 

写真右側のハイボールは、正直言って全然おいしくない。無難にウーロンハイとかにしておけばよかった、、、。

 

続いて肉が到着。銀の小さなプレートに、薄〜くスライスされてくっついた肉が乗せられていた。これは私だけなのかもしれないが、これまで過去に訪れた焼肉店では、皿の上に一枚一枚肉が広げられた状態で提供される。

 

肉同士が縦に並べられ、しかもくっついたまま運ばれてくるというシチュエーションは、過去にない。

しかも、一枚一枚がめちゃくちゃ薄い。こんなに薄い肉を提供する焼肉店、今まで見たことない。

 

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とりあえず、次々と網の上に並べていく。

写真真ん中が鶏肉で、他の薄い肉たちが豚肉。肉の厚みと火の強さが全然比例していないため、すぐに焼けてしまう。

 

きっと、来店した人が無駄に顎を使わなくて済むよう配慮し、肉は薄めのスライスにしているのかもしれない。写真真ん中の鶏肉も、焼く時間を考慮してかひと口で食べられるちょうどいいサイズ感。

 

今のご時世、ここまでサービス精神が徹底しているお店って、なかなかない。

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従来の焼肉店だと、数種類のタレが用意されている場合が多い。しかし、牛魔王渋谷センター街店では1種類のみと言う、肉本来へのこだわりと勝負してる感がビシビシ伝わってくる。

 

嗅いだことのある懐かしい香り。家の冷蔵庫にあるあのタレとよく似てる。

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ベーコンではありません。食べ放題焼肉店の豚肉です。そして縮んでひと周りくらい小さくなってる。一度に焼きすぎたせいか、焼きあがるタイミングがオールかぶり。

朝食のベーコンを焼きすぎた、もしくは目を離した隙に焦がしちゃったアレです。

 

 焼きたてアッツアツの肉を箸で挟み持ち上げてみると、ゆらゆらもしない。肉汁が垂れもしない。あれ、肉ってこんな感じだったっけ、、、。

 

見た目からある程度予想はできていたけど、想像通り外はカリッカリ、中もカリッカリ。向かいに座っていた相手にもその音が届くくらい、カリッカリ。

 

中まで火が通り過ぎて、噛みきれない。ビーフジャーキーのような旨味感。

 

一枚一枚肉を噛み締めていると、男性店員が肉のハナマサと書かれたビニール袋を両手にぶら下げ、急ぎ足で厨房へ入っていく姿があった。

 

その背中から、食べやすい肉を提供したいと言う、強いこだわりと熱意が感じられた。

自分の知らない世界はいっぱいある

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牛魔王に来て思ったのは、これまで30年ちょい生きてきたが、この世にはまだまだ知らない未知の世界が広がっているんだと言うこと。

 

そして、妙な固定概念や思い込みに縛られてはいけないということも。

 

これからも、自分の本能の赴くままに食べたいものを食べ、行きたい場所へゆき、新たな分野を開拓していこうと思う。